錬武会の防具付空手道競技ルールは、技有二つによる一本勝負です。防具を装着した上段、中段への直接打撃によって技を競いあいます。技ありとなる打撃強度は各団体のルールと比較しても厳しいと言われており、伝統的な空手道の動きに則った強打の気迫あふれる攻防が展開されます。
伝統的な動作を重視する観点から第39回全国大会までは廻し蹴りにおいては上足底による蹴りのみを技ありとしていましたが、技の多様化に対応するため、2001年の第40回全国大会より背足による廻し蹴りが認められるようになりました。加えて、それまで安全性に配慮して禁止されていた足払いも、技に繋げる目的で掛ける場合に限り解禁となりました。
このように時代に合わせてルールを検証しながら、安全かつ強靭な一本勝負の空手道競技を行っております。
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